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【1日目】最高のキャンプ場が標高1000mを越えてた件【The best campsite was over 1000m above sea level fast day】

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片付けしたら身も心も楽になって旅に行きやすくなった"ハチ"です

 

お気に入りのキャンプ場がコロナの影響で閉鎖してたけど

 

6月半ばごろから再開を確認

 

緊急事態宣言や長雨の影響で行けなかったけど

 

8月は晴れが続くので行けそう

 

なにより

 

103kmしかないなら自転車で行けるな

 

ってことで茶臼山を越えて行くことになるけれど

 

朝5時に出発してすれば60km登りでも17時には着ける計算

 

自転車旅は計算通りにいかないものだけど

 

楽しみながらキャンプにしゅっぱーつ

youtu.be

最高のキャンプ場が1000mを越えてた件 1日目

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起きたら7時でした

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安定の寝坊

 

言い訳すると3泊4日の滋賀県に行った時の動画とブログ書いてて寝るのが遅くなってしまった

 

3時間の遅れでも問題ないでしょ

 

100kmしかないんだから陽が暮れるまでにはつけるはず

 

勢いよく漕ぎ出しました

 

が、暑い

 

さすがに8時過ぎてるから日差しがキツい

 

豊橋までは問題なく通過

 

その後堤防を走って新城を目指して行くんだけど

 

この道がキツい

 

日差しを遮るものがない上に景色も変わらない

 

永遠にも思える同じ道をひたすら漕いでいく

 

川沿い走ってるのに暑い

 

風は向かい風

 

ドライヤーかと思う熱風を受けながら走り続ける

 

40kmを2時間で走りきる予定だけど

 

この熱風を避けるために朝5時出発を予定してたのに

 

まぁ、寝坊したので仕方ない

 

自分の甘さを認識してしつつも漕いでいく

 

漕いでいれば自転車は前にしか進まないのだから

コーラは暑いと爆発する

永遠にも思えた堤防を乗り越えて新城を目指していく

 

途中車、対抗車のスポーツカーに意識を取られていたら

 

パンッ

 

スポーツカーがパンクでもしたか?

 

そんな破裂音が響きわたる

 

しかし違ったのである

 

音は真後ろから聴こえた

 

まさか後輪のパンクか!?

 

と、思い振り向いた先にあったのは

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暑過ぎてコーラが爆発した

 

自動車の車内にあったスプレー缶が爆発することは有名だが

 

コーラが爆発するとは

 

自転車の微振動で炭酸が振られ、さらに暑さで爆発したっぽい

 

夜のお楽しみにとっておきたかったのに

 

ぬるいコーラを仕方なく飲み干す

 

自転車のトラブルじゃなくて良かった

 

気を取り直して出発

急がば回れ

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ま?!

 

真っ直ぐ走れば近道で行けるのに

 

土砂崩れで迂回を強いられる

 

進めるかも

 

って期待を込めて走ってみたけど

 

2枚目の同じ看板を見つけて仕方なくUターン

 

通れないものは通れないので迂回して国道151号線を北上していく

 

交通量が多いから走りたくなかったけど仕方ない

 

言事とは本当に的を得ているのであった

新城は川が綺麗

当初の予定は迂回せずに真っ直ぐ走って鳳来寺山の麓を走っていく

 

バイクではお馴染みのコース

 

もちろん、バイクで気持ちがいいワインディングは

 

自転車ではかなり厳しいコース取り

 

迂回したことにより鳳来寺山経由ではなく

 

川沿いを走って北上していく国道257号線を走っていけることになった

 

ほぼ平坦なためこちらのほうが圧倒的に早い

 

急がば回れとはよく言ったものだな

 

お昼も近いのでお腹は空いているが

 

休憩できる場所は無いのでもう少し走る

 

道の駅もあったけど、お昼はラーメンと決めていたのでスルー

 

今回はお昼ご飯はしっかり食べたいところ

 

そんなことを考えながら走っていたら

 

ピーン!!

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自転車と徒歩でしか入っていけない穴場を発見

 

日陰もあるし川底も浅い

 

水場がないけど休憩にはピッタリの場所

 

替えの下着を持っていたら間違いなく川にダイブするレベル

 

火照った身体と疲れた脳みそを理性で押さえ付け

 

足だけ浸けて涼をとる

 

近くにあったら川遊びできるベストスポットだな

 

本当に理想的な川辺

 

近くにないのが本当に残念だ

 

考えていてもしょうがない

 

ご飯食べよう

 

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水が少なかったので麦茶をブレンド

 

ミネラルも摂れるし大丈夫っしょ

 

カップラーメンを麦茶で作る横暴

 

自転車旅では資源が限られるので贅沢は言えない

 

あるものを使うしかないのだ

 

泥水も飲める浄水器買おうかな

 

水は足元を流れているが

 

川は病原菌や寄生虫が怖いので飲めないのである

 

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3分経ったのでラーメン完成

 

いただきます

 

自転車漕いでお腹はペコペコ

 

綺麗な景色の中で食べるラーメンは最高にうまい

 

お昼ご飯を食べ終わってから少しだけ休憩

 

12時にご飯食べれたので少しだけ余裕がある

 

が、このままダラけると後が辛いので

 

自分に言い聞かせて走り出す

 

ラーメンを使うのに麦茶を使ったのが後々響いてくるとは

 

この時まだ気付いていなかったのである

30kmのヒルクライム

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新城市内を走り抜けたら補給場所は無くなる

 

時刻は14時過ぎ

 

日中で一番暑い時間帯だが山路なので日陰も多い

 

ヒルクライムとはいえまだまだ緩い登り坂

 

これなら登っていけるかな

 

バイクで何度も走っているのでそんな甘くないことはわかっていたが

 

かなりキツい

 

当初は60km近く登ることを想定していたので

 

その半分だったのは本当に助かった

 

問題は登りに入るタイミングである

 

市内はコンビニや自販機もあるので

 

いざという時の飲み物の補給ができる

 

しかし、今回は違う

 

炎天下の市内を60km近く走ってからか本番である

 

飲み水も持っている限り

 

自販機など、もちろんないので水分の取り方が命に関わる

 

お分かり頂けただろうか?

 

昼ごはんの時に麦茶を使ってラーメンを作ってしまったのである

 

よって飲み水は1L弱しかなく

 

炎天下の30kmを登らなくてはならないのである

 

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登り坂はどんどん厳しくなっていく

 

登っても登っても終わりが見えない

 

少しづつであるが走行距離をカウントしていく

 

それ以上のペースで減っていく水分

 

人は簡単に死ぬな

 

あれ?デジャブ??

 

考えが甘かった

 

登り坂がキツい

 

膝も痛くなって自転車が漕げない

 

日陰を見つけては水分を補給

 

減っていく水分

 

焦ったらダメだ

 

緊急事態だからこそ冷静

 

好きでやっていることなので

 

人に迷惑を掛けるわけにはいかない

 

案内板を見ながらリタイヤも視野にいれつつ前に進む

 

つぐの道の駅まで約17km

 

降れば陽が暮れる前に道の駅まで引き返せる

 

登れば町があったはず

 

そこまで行ってから考えよう

 

そう、諦めが非常に悪いのである

 

そうこうしているうちに登り坂の向こう側が見えてきた

 

ここを越えれば小さな町だ

渇いた時はポカリスエット

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熱中症でぶっ倒れる一歩手前

 

自販機を発見

 

ポカリが染み渡るぅ

 

定期的に摂取するならアクエリゼロだが

 

カラカラに渇いた身体にはポカリだ

 

自転車旅で命の危険にさらされるのは計画性が悪過ぎた

 

自分の考えの甘さを反省しつつ

 

茶臼山高原道路の入り口まであと一登り

 

反省は後

 

とにかく陽が暮れる前に走るのだ

 

自転車は前にしか進まないんだから

小休憩は挟むべし

キャンプ場まで103kmだったはずなのに

 

茶臼山の麓で85kmほど走ってきている

 

キャンプ場まで絶対に100kmじゃないわ

 

iPhoneに騙された

 

ここまで走ってきたら行くしかない

 

時刻は15時過ぎ

 

ちなみに、茶臼山高原道路までは

  1. 近いけど激坂
  2. 遠いけどゆる坂

の2ルート存在する

 

もちろん、iPhoneは最短距離の激坂ルートを取っている

 

バイクでフルスロットルなのに自転車じゃ無理だろ

 

バイクで走ったことがあるがかなりの激坂

 

自転車を漕いでいくなど不可能である

 

急がば回れ

 

遠回りでもゆる坂を進んでいきます

 

そうは言っても5kmの登り坂

 

たまに自転車押して進む

 

そしてついに到着

 

91km地点で茶臼山高原道路入り口

 

iPhoneで確認したらキャンプ場まで残り20km

 

このまま登り続けるか2km先の道の駅まで行くか

 

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結果

 

水が無いと走れないので道の駅に行きました

 

つぐ高原にもキャンプ場があったけど

 

一泊4500円と赤字になってしまうので諦めた

 

ソロキャンプには厳しい値段設定が増えたのが辛い

 

キャンプは不便を楽しむものじゃなかったのか

 

電源サイトとはいったい

 

考えても仕方がない

 

需要と供給が叶っているなら従うべし

 

素直に茶臼山を越えてゆきますか

標高1000mを越えてゆけ

茶臼山高原道路に入った標高は920m

 

1000mちょっとの山だと思っていたら違ったらしい

 

1000mの看板は見つけたけど、目の前には登り坂が続いている

 

陽が傾いて日陰が増えてきた

 

登っても登っても終わらない

 

永遠に登りが続く

 

サイコンは中途半端な位置で走行距離100kmを超えた

 

キャンプ場まで残り3kmの訳がない

 

まだ茶臼山にすら辿りついていないのだから

 

絶望に打ちひしがれながらも登る

 

雪が降るので道路の状態が悪い

 

疲れた身体に路面からの振動が響く

 

もう少しだ!

 

あと少しだ!!

 

そこを登れば山頂だ!!!

 

記憶があやふやになりながらも自転車を走らせる

 

幾度かの幻想を抱きながら登り続け

 

ついに見覚えのある景色が目に飛び込んできた

 

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標高1222m

 

茶臼山高原最高地点だ!!

 

インハイを優勝した坂道君よろしく

 

片手を上げて走り抜けてやりました

 

茶臼山を越えれば長野県

 

キャンプ場はもう少し先だ

 

風呂もあったはずだから風呂にも入ろうーっと

10kmの降りに何を思う

茶臼山を越えてもちょっと登るんですけどね

 

なので最高地点は1222mとちょっと

 

キャンプ場まであと10km弱

 

降り始めて最初は気持ち良かったけど

 

あれ?このまま降り続けるの?

 

そう、峠を登れば降るのが道理

 

疲れた身体には嬉しいけれど

 

明日の朝は降った分だけ登らなければならない

 

朝から10km登っても30kmは降りだからいいっか

 

風呂に入りたかったけど

 

身体はどんどん冷えていく

 

熱風しか吹かない下界と違って気温は29度付近

 

かなり涼しい

 

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途中湧き水を発見

 

飲めるか不明だったけど

 

コップもあるので飲んでみることにしました

 

煮沸すれば飲める

 

ご飯も水が良ければ美味しく炊ける

 

何度もいうが自転車旅は手持ちの荷物が全てである

 

水は貴重

 

手に入るならありがたく頂きます

 

10km降りきったところで道の駅にお邪魔してコーラを購入

 

肉はないけどコーラは飲もう

 

小さな幸せをバックに詰めて走り出す

 

キャンプ場まで最後の登り

 

山を越えればキャンプ場だ

 

冷えた身体は再び汗だく

 

風呂に入っても登りだから一緒だったかな

ここをキャンプ地とする

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走行距離116km

時刻は18時

キャンプ場に到着

 

陽が暮れる前に寝床の準備をします

 

フリーサイトなので好きな場所に張れるけど

 

人もちらほら居るので場所に悩む

 

ソーシャルディスタンスを確保しつつ場所を決める

 

今回は自転車を軸にするのではなく

 

荷台の固定用ロープを使ってタープを張っていく

 

二本の木にロープを渡して

 

そこにタープを掛ける

 

四隅をペグダウンすれば完成

 

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Aフレームテント

 

コットを組み立てて素早く寝床を作り上げる

 

そして米を研いで水に浸しておく

 

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その間にもぐもぐタイム

 

ホワイトチョコのラスクとホットコーヒーで一息入れます

 

周りでは焚き火をやってる人もいる

 

焚き火台も薪も持ってないからいいけど

 

夏のキャンプはやることないなぁ

 

真夏のキャンプでは焚き火をやらないのでかなり暇なのである

 

そのために自転車走らせてるのもあるけれど

 

おやつで小腹を満たしつつご飯を作る

キャンプ飯は安定のカレーライス

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晩ご飯は悩んだけどカレーライスを持ってきました

 

お米は力になるし、カレーなら調理も要らない

 

固形燃料一個でできるお手軽キャンプ飯

 

荷物が限られるので失敗せずに食べられるものをチョイス

 

固形燃料の火を見ながら陽が落ちていく

 

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完全に陽が暮れてあたりは真っ暗

 

自転車のライトを頼りにご飯を食べる

 

あぁ、ちょっと芯が残ってる

 

バーナーパッドを使うのは辞めよう

 

上手に炊けない

 

正確にはカレーではなくハヤシライスなのだけれど

 

暗闇で食べてたら何か分からなかったかも知れない

 

自転車を支柱にせずにライトが使える状態で良かった

 

やっぱりお肉食べたいな

 

満腹には少し足りなかったけど

 

ご馳走様でした

 

片付けして20時半

 

横になったとたんに泥のように眠りに落ちました

 

今日はここまで

ではまた明日

人生を「俯瞰」し思考をシンプルに「整え」生活をミニマムに「維持」する

ハチでしたー

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