片付けしたら身も心も楽になって旅に行きやすくなった"ハチ"です
走り続けて4日目
最終日を迎えたその日は懐かしい味からスタート
友人宅を出発し、暑い中走り続けてたどりついたその場所とは
感動のゴールには波乱万丈でトラブルがつきもの
旅の最終章、お楽しみください
往復400km 自転車キャンプ旅 最終日
詳しくはこちら
朝は懐かしのパン屋からスタート
前職で通ってた駅前にある「幸せパン屋TOKI」
朝早くから焼きたてパンが食べられるお店
水曜日は300円デー
3つで300円とお買い得だったのでよく買って食べてました
今でもやってるのかな?
1番のお気に入り
あんサンド¥150
愛知県民が愛して止まないアンコを挟んだ食パンをカラッと揚げた商品
店内で食べる時だけホットコーヒーも一杯無料で飲めます
美味しいモーニングで体力満タン
家まで100km走りますか!!
熱田神宮を参拝
朝が早いので涼しい
けど、道が狭い
一方通行も多い
自転車で走ってる人も多いけどやっぱ名古屋は走りにくい
国道1号線に出た辺りで熱田神宮を発見
無事に走ってこれたことを神様に報告
ボクが走ってる間も誰かが働いてくれてるので無事旅ができたことに感謝してます
首回りを冷やしてる手拭いに水を含ませて出発
あと80kmだけど、、、
暑すぎる愛知県
国道1号線を走ってるけど暑い
日陰も少なく店も無い
休憩できる所もないので走ってても楽しくないしキツい時間
これだよ愛知県
走りたくないんだよ愛知県
車多くて日差しも厳しい
脚も痛くなってきた
信号待ちからの発進で膝が痛い
漕ぎ続ければマシだけど信号が多くて止まらざるを得ない
なんの修行してんるんだオレは
膝を庇いつつペダルを回す
ちなみに、自転車のペダルは「踏む」んじゃなくて「押す」ように漕ぐ
膝が痛くなってきてから思い出したんだけど
自転車のペダルは上死点(1番上)から90°までが前に進む力
そこから下に向かっての90°が踏む力になるので
力は下向きに作用して無駄なエネルギーとなる
言わずもがな残り180°は力が作用しない
ビンディングペダルで固定してあれば引く力に変わるけど
そんなの持ってないので自転車を漕ぐ時は上から90°のみにしぼったほうが効率がいい
上手に漕ぐと大腿四頭筋(脚の表の筋肉)を使って漕ぐことになるので膝は痛くならない
コツは足首を地面と水平に固定して漕ぐようにイメージする、もしくは足首に力を入れると大腿四頭筋に力が入るのでオススメ
4日目で350kmを越えて脚にガタが来ているのは仕方ない
お尻だって2日目から痛くて座っているのも辛い
それでも残り50km
痛みに耐えて走り抜ける
痛い時は休憩しよう
カッコつけても痛いものは痛い
しまなみ海道を走った時の経験から今頑張ると数日脚の痛みを引きずるので
痛い時は素直に休む
頑張っても何か貰えるわけではないので素直に休憩とする
前日食べた丸亀製麺に行きたかったけど近くに無し
大きな文字で
からあげ弁当500円
とあれば食べるに越したことはない
涼しい店内でご飯を食べながら脚の回復を待とう
鶏肉はタンパク質豊富
唐揚げならカロリーも摂れる
普段はできないけど
ご飯大盛りで!!
そう、自転車旅の良いところはご飯がたくさん食べれて美味しいのである
緊急事態宣言出ました
愛知県の緊急事態宣言が出た影響なのか
10%の税金払って涼しい店内でご飯食べようと思ったのに
「店内では食べられません」
な、なんだってー!????
コロナの影響か
涼しい店内でご飯を食べること叶わず
注文しちゃったし持ち帰るしかないのか
自転車なんだけど、、、
途方に暮れても仕方ない
旅とは常にトラブルの連続だ
ミスしないことより、ミスした時いかに素早く対処できるか
いつも自分に言い聞かせている言葉を思い出す
あと、社会人はもっとこの言葉を新人に投げかけてやれ
一緒に解決方法を探ってやれ
話は脱線したがiPhoneで検索
幸い500mほど歩くと公園がある
そこでご飯にすることにした
自転車旅で暑さには慣れた
日陰があれば風を感じて美味しくご飯も食べれる
真夏の昼間でも木陰は涼しく過ごしやすい
自然を味方につけるのも自転車旅の醍醐味だ
腹ごしらえをしてからベンチの上で膝のマッサージをしつつ暫しの休憩
小学生が炎天下の中走り回ってる
見てるだけ暑いな
膝の痛みも引いたので残り50km走りきれそう
内蔵から冷やすのが大事
車だと30分ほどの距離
自転車では4日も掛かってしまったけど到着
最後の目的地
名前のないかき氷屋
帰路とは少し離れるけど距離、方向的には進路は一緒なので寄ってみました
夏季限定のお店でかき氷が食べられるお店
店内はエアコンではなく扇風機多めの空間
やっぱかき氷食べるなら暑いほうがいいな
時刻は15時過ぎて陽も少し傾いてきたけどまだまだ暑い時間
店内には心地よい風が吹き抜けていく
時間も半端なので注文をして待っている間に貸し切り状態になってしまった
三密してるよりはマシか
喉カラカラの身体は熱風と日差しに晒され続けて火照りぎみ
そこに運ばれてきたかき氷
種類がたくさんあったので一番人気のいちごを注文
宇治金時と悩むところの
初めて来た店は王道を頼むのが基本
美味しければリピートすればいい
バイク旅ではアイスクリーム食べることが多いけど
かき氷は食べることがない
むしろ好きではないのだ
かき氷は冷たいだけで頭が痛くなるし
シロップの割合が少ないと氷を食べるだけになってしまう
余談だが、かき氷のシロップは色が違うだけで同じ味であることも知っている
かき氷に750円も掛けるのは正直言って狂気の沙汰である
同じ値段なら肉を食わせろ
そう、今まではそう思っていました
かき氷を一口食べるまではかき氷の美味しさに気づきませんでした
美味しい
氷が身体の内側から冷やしてくれる
暑い中自転車を漕ぐことによって酷使された身体
その内側からも外側からも冷やしてくれるかき氷
縁日で食べていたのは削った氷
今、食べているのはスイーツとしてのかき氷だ
限界ギリギリの状態で食べるかき氷がこんなに美味しいなんて
家から20kmしかないから、自転車漕いで食べにくるには丁度いい距離
何より美味い
時間も15時半過ぎて陽が傾いた時間が涼しくて気持ちいい
この時間、この瞬間にかき氷を食べたことによって
一気にかき氷が好きになっちゃいました
疲れた身体に水分と糖分を行き渡らせる
家までラストスパートだ!!
名前のないかき氷屋はおすすめ
帰り支度してる時に保冷剤もらいました
ありがたく受け取って首筋に沿わせます
涼しくて気持ちいい
人の優しさに触れつつ走り出します
名前のないかき氷屋は愛知県豊橋市前芝町にあるジョイフルの近くにあります
かき氷とドリンクの種類が豊富です
近くに来た時はぜひお立ち寄りください
マリーゴールドが響き渡る
見知った道を家に向かって自転車を漕ぎ続ける
途中夕日を受けた畑を見ながら歌うのはあいみょんの「マリーゴールド」
iPhoneで再生しながら夕日を受けつつ歌いながら走る
「鼻唄クライム」が有名だけど
かなりしんどい
平坦でも歌いながら走るのは息が続かなくて大変
肺活量の増加が見込まれる前にぶったおれる
歌いながら坂道登るとか山王の特権だったりします
あいみょんを気持ちよく歌いながら自転車漕いでたら
iPhoneの充電が不十分だったのでここら辺で電池切れました
感動のゴールの瞬間とか撮れてないし
謎のコーラの動画で締めくくってあるのはこのためです
そう、夕日を受けつつマリーゴールドに聴き惚れていたらスマホの電池が切れたのである
旅はいつでもトラブルがつきものさ
終わり良ければ全て良し
3泊4日の彦根までの自転車旅無事終了
総走行距離418km
荷物の総重量約8kg
- サックが5kg
- 荷台に3kg載せて走ってました
荷物の詳細は次回のブログで紹介します
キャンプは1日だけ
野宿一回、友人宅一泊
私生活では色々考えちゃうけど
自転車漕いでる時は生きるのに必死で余計なこと考えなくて済むので好きです
苦しいことしかないけど、自転車旅でしか経験できないこともあります
自転車で旅、行きたくなりました?
今日はここまで
ではまた明日
人生を「俯瞰」し思考をシンプルに「整え」生活をミニマムに「維持」する
ハチでしたー