片付けしたら身も心も楽になって旅に行きやすくなった"ハチ"です
朝は最高の目覚めから始まった
のもつかの間
標高の高いキャンプ場の脅威をその身に受ける
帰りは下り坂だけど思い通りにいかない自転車旅2日目
【2日目】最高のキャンプ場が1000mを越えてた件
気温19℃は寒い
疲れ果てて20時半から爆睡
インナーシーツのみで寝てたけど途中寒くて寝袋にくるまった
SNSで情報集めておいて助かった
夏場は平地のキャンプ場だと夜でも気温33度と眠れない熱帯夜
しかし、ここは標高1000m付近
クーラーなど使わなくても朝の気温は19℃と涼しいのだ
てか、寒すぎて動けない
寝るときは寝袋に包まれているけど
朝起きてからは半袖短パンで行動しなければならない
寒いのを我慢しつつ朝の身支度を済ませていく
神々しいメスティン
ご飯は二合分持ってきたので朝からご飯を炊く
寝る前に研いで水を含ませておいたので
固形燃料に火をつけて放置するだけ
朝日を見ながらご飯を炊き上げるメスティン
神々しい
炊きたてのご飯の匂いか鼻をくすぐる
キャンプ場ではやはりお米を食べるのが一番だ
インスタントの味噌汁も用意して朝ご飯
いただきます
んー!!美味しい!!
カレーしか食べてないのでご飯と味噌汁が本当に美味い
しかし
隣のサイトから香ばしい匂いが
お隣さんは朝からベーコンか何かを焼いているらしく
香ばしい匂いが風に乗って流れてきます
あー
やっぱりお肉食べたい
微妙な空腹感を覚えつつも撤収準備
乾かす時間がないから楽
タープ泊とテント泊の違い
テントの設営は5分
タープ泊はコットを組み立てるのでやっぱり5分
重量もテントが1.8kg
タープとコット併せて1.7kgなのでほぼ変わらず
コットが長いので収納サイズには違いがあるけど
撤収時間もやっぱり同じぐらい
ただ、大きな違いとして
底面を乾かす作業がないぶんタープ泊のほうが楽
テント泊の場合どうしても底面が地面からの湿気で濡れてしまいます
底面を完全に乾かさないとカビの原因なので陽が昇るまで撤収を遅らせる時があります
グランドシートを敷いてもグランドシートを乾かすので同じです
その点、タープ泊だとコットの脚を拭けば撤収できちゃいます
荷物置き場のグランドシートの裏側は湿ってますけど
テントの底面とグランドシートを乾かすよりズーッと楽です
こうなると、底面を乾かす作業がいらないハンモック泊
強い憧れが芽生えてきます
そんなことを考えつつ撤収してました
有料のキャンプ場なので使用料を払うために8時まで待ってみたけど
管理人さんは来ず
役所管理なので、直接役場にお金を払いに行くことにしました
素敵なキャンプ場なので管理費は払いたい
キャンパーのマナーもあるけれど、掃除や管理してくれる人がいるから気持ちよくキャンプできます
有料のキャンプ場はお金をきちんと払いましょう
役場でお金を払って出発
またくるぜー
朝から11kmヒルクライム
10kmのヒルクライムは矜恃
とか、カッコいいこといた奴がいたんですよー
なーにー?!やっちまったなぁ
男は黙って登れ
正論だよー
などと一人ポコしながら11kmを登っていく
朝から11km登っても30km降りだから楽々
とか言ってたヤツ殴りたい
キツいものはキツい
体調が万全だったとしてもキツい
朝8時半とはいえ日差しがキツい
暑い
あんなに涼しいキャンプ場にいたのが嘘みたいだ
朝っぱらからヒィヒィ言いながら茶臼山を越えていました
それでも降りに入ったらやっぱテンションが上がってたみたいで
茶臼山で補給タイム
あんぱんとコーヒータイム
ワンダのモーニングショットを探したけど見つからず
他に飲みたいものもなかったので少し贅沢をして
普段絶対に飲まないコーヒーゼリーを飲んでみた
中途半端に疲れた身体で気持ち悪い
甘さすぎてシャッキリしない
やはり朝はモーニングショット一択である
否、缶コーヒーはモーニングショット一択である
強い決意とともに走り出す
降りは気を付けろ
ヒャッホー(*⁰▿⁰*)
1日目に死に物狂いで登ってきた景色が嘘のように後ろに流れていく
漕がなくても30km/hとか出てる
降り坂だからと油断してはいけない
茶臼山高原道路は悪路なので速度が出ているとパンクする可能性もある
キャップが飛ばされる可能性もある
なにより、曲がりきれずにガードレールに突っ込むかもしれない
降りこそ技術がいるのである
そうは言っても気持ちいいものは気持ちいい
ブレーキ握りつつ降っていく
昨日の自分を褒めてあげたい
4時間掛けて登った道を30分で走り抜けていく
最高に「ハイ!」ってやつだアアアハハハハハハハハーーッ!!
自転車で坂道を降ってる時は時間だって止めれそうだ
身体と感覚の不一致
順調に走っていき気付いたら1日目にご飯を食べた川沿いも通り越す
1日目はこの時点で12時だったけど、今も12時過ぎである
そして異変もおこる
自転車を漕いでいるのに視界が回る
軽い目眩に襲われる
身体も渇きを訴えている
おかしい、1日目より苦しい
当たり前なのだけど
坂道といえど70km近く走っている
1日目と同じ時間に出発して1.5倍は走っているので感覚と身体が合ってなくての体調不良
幸い道の駅の近くだったのでランチタイムにしました
マスク越しの会話に難あり
ハ「かもそばください」
店「とりそばならあります」
ハ「じゃぁラーメンください」
店「とりそば一丁」
店内は煩いしお互いマスク越しなので仕方ない
蕎麦は高タンパクだし鳥肉も高タンパクだし問題ない
最初から蕎麦を頼んでいたのである
鴨か鳥かの違いしかない
そう、世界には優しく接しておくのが大事
冷たい水も飲めるし蕎麦も美味い
なんならエアコンも効いている
はぁ、天国かよ
長居したいけどコロナ渦なので長時間利用もお店に迷惑がかかるので素早く撤収
時間を確認しつつ残り40km
1日目もここまで約3時間で着ているので帰りも3時間の予定で
どっかにかき氷あったら食べたいな
自転車を長距離漕いだ後のご褒美といえばかき氷
頭の中に地図を広げながら走りだす
お楽しみは最後
走っても走ってもかき氷屋は思い浮かばない
名前のないかき氷屋でもよかったけど時間が早い
ホームセンターにある屋台でもよかったけど
最寄り駅の前でかき氷やってたはず
存在は知っていたが立ち寄ったことのない店があった
しかも家の近くときたものだ
かき氷の当ても決まったので最後の喝を入れる
水も無くなっていたので水分補給の意味も込めてデカビタ
コーラだと甘すぎて逆に走れなくなるので
デカビタも同じだけどサッパリしてる
自転車漕いだる途中に飲んでも問題ないのは前回で学習済み
デカビタで補給を取りつつラスト20km走りますか
良心的なかき氷
一番暑い時間を走って16時
予定通り3時間走って目的地に到着
店名は不明
付いた時には3人ほどお客さんが居ました
みんなのお目当ては「手羽先」
ボクはかき氷
何にしようかなー?
かき氷の食べ比べはイチゴと決まっているのでイチゴなんだけどね
さらさらかき氷のイチゴを注文
このサイズで400円
良心的な値段である
イチゴジャム?つぶつぶして美味しい
そして火照った身体が内臓から冷やされていく
やっぱ自転車漕いだあとのかき氷さいこぅー
キャンプ以外にも楽しみがあるのは旅が一層楽しくなる
前に進むのが楽しくなる
総走行距離237km
最高到達地点1222mとちょっと
一泊二日の登り旅
自転車の目的地にするにはちょっと厳しかったかな
帰りの下り坂は最高に気持ち良かったのでキツいだけじゃなくて十分楽しかった
荷物もだいぶ絞れるようになってウルトラライト化もできた
雨が降ったらシュラフが使い物にならないので改良点はあるけどね
自転車で走り出したくなりました?
今日はここまで
ではまた明日
人生を「俯瞰」し思考をシンプルに「整え」生活をミニマムに「維持」する
ハチでしたー